建物・アートワーク

現在のノルウェー大使館本体の建物は、1977年に完成しました。

1962年に同土地を購入して以来利用していた建物の老朽化をうけ建替えを決定し、日本側の専門家による助言を得て、建築家吉村順三氏に設計を依頼し建設されたものです。

敷地内には、大使公邸棟と、上階に職員の住居を備えたオフィス棟が建っています。住居部分は4層で、庭に十分なスペースをとることができない代わりに、広々としたテラスが設けられています。オフィス棟が面した庭にはプール、また大使公邸側には日本風の庭園が造られています。

1996年オフィス棟に大規模な改修が行なわれ、2004年には更に建物が増築されました。この増築設計を担当したのはノルウェー人建築家Torstein Rambergです。増築部分には、職員の住居と多目的ホール(約100名収容)が設けられました。ホール部分は2層構造で、入り口からホール内部を見渡せるようにデザインされました。2005年に完成し、同年4月、ノルウェー・日本修好100周年記念行事に出席のため来日していたホーコン皇太子により正式にオープンしました。

 

アートワーク
大使公邸、オフィス棟にあるアートワークの大半は、ノルウェー人アーチストによる作品です。これらは、ノルウェー外務省やナショナルギャラリーからの貸与、もしくは大使館に寄贈されたものです。

大使公邸・エントランスホール

  • 油絵「Aurora Polaris」
    Frans Widerberg作
    赤、黄色、青の色使いが特徴的です。「Aurora Polaris」は、北極のツンドラ地帯の上空に踊るオーロラの美を描いています。
  • 彫像「Cult Ox」
    Arne Vinje Gunnerud作
    Gunnerudは、北欧神話やアフリカ、アメリカインディアンにインスピレーションを得た作品を制作しています。
  • タペストリー「From the Tower」
    Marianne Magnus作

大使公邸・リビングルーム/ダイニングルーム

  • Edvard Munch作リトグラフおよび版画
    「The Vampire」「The Brooch」を含む作品
  • ガラス作品
    Willy Johansson、Benny Motzfelt作
    ノルウェーのガラス工房ハーデランを代表するデザイナーによる作品
  • 絵画「Exterior morning Sap.green」
    Harald Fenn作

    エアブラシとスプレーを用い、アクリルペイントで描かれた作品
  • グラフィックアート「It Was a Beautiful Day」
    Per Kleiva作
  • 油絵「Full Moon」
    Tore Hansen作

    冬の森の風景を描いた油絵
  • 陶芸作品
    Karin Helgeby、Ole Lislerud、Leif Heiberg Myrdam作

オフィス・入口正面(外)

  • ブロンズ彫像「Fenrisulven」
    Arne Vinje Gunnerud作
    作者の北欧神話への関心の高さが伺われる、ドラゴンをモチーフにした作品です。

オフィス・大使執務室

  • 絵画「Without Title」
    Jan Groth作

    シンプルな線で力強さを表現することで知られるGrothによる作品
  • コート掛け
    Peter Opsvikデザイン
    トリップトラップやバランスチェアなど日本でも人気の高い椅子を手がけたOpsvikのデザイン

アークティック・ホール Arctic Hall(多目的ホール)

  • タペストリー
    Trine Mauritz Eriksen作

    日本で学んだ絞りの技法を用いて作られた、立体感のある作品。同ホールのために制作されました。

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