2005年のノルウェーのサービス輸出額はおよそ1,930億ノルウェークローネ(約240億ユーロ)で、そのうちおよそ半分(42%)を海運業が占めていました。サービス産業をすべて合計した輸出額は、ノルウェーの総輸出額の4分の1弱(22%)でした。
ノルウェーの豊富な天然資源の利用には、大きな課題が課せられています。厳しい天候、長い冬、荒れた土地、そして世界で最も厳しい海 - これらすべてを克服しなくてはならないのです。そうした中で、ノルウェー企業は富を生みだしただけでなく、専門技術という形の重要なリソースを発展させてきました。現代の海洋技術、水力発電、岩石工学、養殖、漁業、林業、石油・天然ガス関連企業も、この国の多くの伝統的産業を基盤としています。
現代の工業部門は、効率のよい輸送部門に依存しています。ノルウェーの輸送サービスには海運会社、発送・取次ぎ代理店、貨物航空会社、運輸会社があります。ノルウェーの人口はわずか460万人に過ぎませんが、世界の全船舶数の10%近くを保有し、世界有数の商船隊を持っています。こうした大規模かつ幅広い分野を扱う海運業を持つ国は、おそらく世界でもノルウェーだけでしょう。
技術コンサルティングに加えて、ノルウェー企業による金融や保険、法律・監査サービス、マーケティングや広報、経営コンサルティングなどの多種多様なサービスの提供が増えています。さらに、多くの民間コンサルティング会社に加え、大学、ユニバーシティ・カレッジ、その他の研究・学習センターと密接に結びついた公立または半官半民の研究開発機関も、世界中でコンサルティング・サービスを提供しています。