貿易

ノルウェーは、人口が全世界の0.1%にも満たないという点では確かに小国です。しかし、ノルウェーの経済的な重要性は、人口の少なさからは想像できないほど大きいものです。2004年のWTO(世界貿易機構)の統計によると、ノルウェーは製品輸出では世界28位、輸入では37位にランクされています。 対外貿易はノルウェーのGDPのおよそ37%を占めています。ノルウェーには市場で大きなシェアを持つ分野があります。水産物、原油、海運サービスについては、現在世界で5本の指に入る輸出国であり、軽金属、船舶装備品、海事関連サービス(船級検査、コンサルティング、保険など)などの分野においても上位を占めています。 ノルウェーの対外貿易は、その構成が他の先進諸国とは異なっています。OECD(経済協力開発機構)の統計によると、OECD加盟諸国の輸出品目の85%が工業製品であるのに対し、ノルウェーのそれはおよそ28%... 更に読む

ノルウェーの繁栄と経済成長は、他国との貿易で良好な関係基盤を維持できるかどうかにかかっています。したがって、ノルウェーは、拘束力を持つ国際貿易のルールの策定に積極的に取り組んできており、1947年、関税と貿易に関する一般協定(GATT)を創設した23ヵ国のひとつです。1995年にGATTが世界貿易機関(WTO)になって、これらの国際ルールはさらに強化、拡大されました。今日では、WTOは約150の加盟国を擁する国際機関であり、さらに多くの国々が加盟を希望しています。 WTOは、世界貿易における差別や保護主義、強者による独占から国々を守り、世界の経済成長と発展を促進する役割を担っています。工業製品に対する関税は過去50年間で急激に引き下げられました。また、現在では、農産物やサービスの取引(GATS)および特許、商標、著作権などの知的所有権の取引(TRIPS)についても、WTO協定の対象と... 更に読む

水産業はノルウェーの沿岸地域を支える産業です。漁業、養殖業、水産加工業に30,000人以上の人々が従事しています。水産物の輸出額は年間約300億ノルウェークローネにのぼり、ノルウェー最大の輸出産業のひとつになっています。したがって、海洋生物資源の健全な管理が、ノルウェーにとって極めて重要なのです。 更に読む