平和努力・安全保障

Martti Ahtisaari, Nobel Peace Prize laureate 2008
写真: Petter Foss /MFA Norway

ノーベル平和賞は、スウェーデン産業界の大富豪で、ダイナマイトの発明者であるアルフレッド・ノーベル(Alfred Nobel、 1833~1896年)により創設されました。彼は亡くなったとき、すでに100近い工場を傘下に持つ大企業組織を築き上げており、世界的な富豪の一人に数えられていました。 ノーベルは独身で子供もいなかったので、遺言を残し、所有する工場は、死後売却して収益を信託財産として管理するよう指示しました。またこの遺言により、信託から生じる利子収入は毎年「その前年に人類のため最も大きな貢献をした人々」に提供されることになりました。ノーベル賞の授賞対象となる5つの分野のうち、文学賞、物理学賞、化学賞、医学・生理学賞はスウェーデン側が決めますが、平和賞を授与する名誉はノルウェーの国会であるストーティングが任命する独立委員会に与えられました。 ノーベルが平和賞受賞者を決める役割をノル... 更に読む

From the Oslo Process
写真: N/A

1990年代の初めより、ノルウェーは和平や調停への取り組みに積極的に関与してきました。こうした活動への参加は、ノルウェー政府の一貫した長期的外交方針の中で欠かすことのできない重要な要素となっています。 更に読む

ノルウェーは、1949年にNATOがワシントンで設立されて以来、その加盟国の一員となっています。NATOの目的は、加盟国の安全と自由、独立を確保し、北大西洋地域における民主主義の原則と民主主義的な制度の発展を促すことにあります。 2004年4月、NATOに新たに7ヵ国(ブルガリア、エストニア、ラトビア、リトアニア、ルーマニア、スロバキア、スロベニア)が加わり、合計26ヵ国となりました。NATO加盟国が旧ワルシャワ条約加盟国にまで拡大されるのは、これが2度目です。前回の1999年には、チェコ共和国、ハンガリー、ポーランドが加盟しました。ノルウェーは、新しい国々が加盟に向けて可能な限り十分な準備を整えられるよう、積極的に協力してきました。 加盟国の首脳が参加するNATOのリガ首脳会議が、2006年11月28、29日の両日開催され、NATOの機能をより強化し確固としたものにすることに貢献し... 更に読む

ノルウェーは1945年の国連創立時からの加盟国です。初代国連事務総長はノルウェー人のトリグヴェ・リー(Trygve Lie)でした。国連は常にノルウェーにとって、国際社会参加の中心となる舞台です。ノルウェーは、国連を国際的な法秩序と世界の安全保障システムの礎として機能させ、強固で効果的な組織にすることが最も重要だと考えて活動していますが、こうした活動は過去15年の間に一層重要性を増してきました。 国連主導の世界の秩序はノルウェーの利益にかなうものです。私達は、国連が世界の話し合いの舞台として行動規範を示し、統括する機関として機能することを求めています。国や国力の大きさにかかわらず、すべての加盟国の声が反映されなければなりません。しかし国連は、効果的に動かなければうまく機能しません。また、任務を遂行するには信頼と十分な財源が必要であり、資金を適切に管理していく必要もあります。ノルウェー... 更に読む