女性と子どもの人身売買

最終更新日: 15/10/2009 // 女性と子どもの人身売買は、現代版の奴隷制度です。毎年数千人の女性と子どもが、人身売買の過程で、ある国から別の国へ、多くは東ヨーロッパから西ヨーロッパへ連れて行かれています。この取引の第一の目的は性的搾取ですが、違法労働の元にもなっています。人身売買は、男女平等の原則とは対極にある、悪質な形の性的暴力です。貧困に喘ぐ女性や子どもたちは特に取引業者の誘いに乗せられ、騙されやすい立場にあります。このような業者は金儲けのために人を取引し、多くの場合は組織犯罪に関わっています。人身売買は悪質な組織犯罪であり、重大な人権侵害です。

2003年、ノルウェーは「Plan of Action to Combat Trafficking in Women and Children」(女性と子どもの売買と闘う行動計画)に着手しました。この計画には被害者を保護・支援し、人身売買を防止し、犯人を訴追する施策が含まれています。

2002年、ノルウェー政府は公務員が性的サービスの客となることを禁止する倫理ガイドラインを施行しました。この背景には、外国人による売春や、女性や子どもの人身売買をめぐる問題が増加していることがあり、ガイドラインにはノルウェーの高級官僚や公務員が順守すべき倫理的・道徳的基準が明示されています。

このガイドラインは、まず政府が模範とならなければならないという観点から導入されました。このように、当局や政府は公務員の雇用者として、人が性を目的とする人身売買の犠牲になることを防ぐ根本的な責任を取ることになるわけです。


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