『キッチン・ストーリー』や『ホルテンさんのはじめての冒険』で人間のおかしみと悲しみを描いてきた映画監督、ベント・ハーメルの最新作が、日本でも12月3日から公開されます。一年で一番大切で特別なクリスマスの日に、家族や友人たちと懸命につながろうとする人々を温かく、時に切なく綴ります。
原作は人気作家のレヴィ・ヘンリクセン(Levi Henriksen)による短編集"Only Soft Presents Under the Tree"。ヘンリクセンは音楽家、ジャーナリストとしても知られています。本作品には警備員役で出演しています。
写真: BulBul Film as(c)2010 Pandora Filmproduktion GmbH ストーリー
一年に一度、クリスマスの夜だけは、大切なひとと過ごしたい。そんな願いを抱きながら、彼らは家路を急ぐ。イヴを迎えたノルウェーの小さな町。結婚生活に破綻した男はサンタに変装し、かつての我が家にもぐりこむ。子供たちにプレゼントを手渡したい一心で。その友人の医師は、二度と故郷に戻れないと言うコソボ出身のカップルの赤ちゃんを取り上げる。ある少年は、ご馳走を囲む家族よりもクリスマスのお祝いをしないイスラム教徒の女の子との時間を楽しんでいる。彼女の横顔をきらめく瞳で見つめながら—。
複数のエピソードが美しい調和を織りなします。
『クリスマスのその夜に』
監督・脚本:ベント・ハーメル
配 給:ロングライド
2010年 ノルウェー・ドイツ・スウェーデン合作映画
2010年 サン・セバスティアン国際映画祭 最優秀脚本賞
2010年 トロント国際映画祭正式出品
公開日程
12/3~ ヒューマントラストシネマ有楽町
12/10~
[大阪]シネ・リーブル梅田、[名古屋]名演小劇場、[福岡]KBCシネマ、[神戸]シネ・リーブル神戸、[京都]京都シネマ
12/17~
[仙台]フォーラム仙台
2012.1/14~
[札幌]シアターキノ、〔山形〕フォーラム山形、〔横浜〕シネマジャック&ベティ
2012.1/21~
〔広島〕広島サロンシネマ、〔盛岡〕フォーラム盛岡、〔静岡]シネ・ギャラリー
2012.1/28~
〔八戸〕フォーラム八戸
2012.1月公開
[那覇]桜坂劇場
2012.2月公開
〔福島〕フォーラム福島、[千葉]千葉劇場、[伊勢]進富座、〔大分〕シネマ5
公式サイト >> http://www.christmas-yoru.jp/
チラシ >> PDF
ベント・ハーメル Bent Hamer
1956年ノルウェー生まれ。94年、オスロに映画制作会社「ブルブル・フィルム(BulBul Film)」を設立し、自身の監督作品を制作しはじめる。長編デビュー作『卵の番人』はカンヌ国際映画祭監督週間で上映された。現在ではノルウェーのみならず、北欧を代表する映画監督のひとりであり、その作品は40カ国以上で配給され、これまで世界の映画祭で40あまりの賞を受賞している。
長編作品
1995 『卵の番人』(トロント国際映画祭国際映画批評家連盟賞)
1998 『Water Easy Reach(En Dag til Solen)』日本未公開
2003 『キッチン・ストーリー』(アカデミー賞外国映画部門ノルウェー代表作品)
2005 『酔いどれ詩人になるまえに』
2007 『ホルテンさんのはじめての冒険』(アカデミー賞外国映画部門ノルウェー代表作品)
2010 『クリスマスのその夜に』