ドメスティック・バイオレンス~子どもの視点から
最終更新日: 26/07/2011 //
この夏、DVをテーマにしたノルウェー絵本の日本語版と、それをもとに作られたアニメーション作品のDVD日本語版が、そろって出版されました。 父親の暴力に悩む子どもが国王に手紙を書き、王宮に招かれた実話がもとになっています。悩みを誰にも話せないDV被害者に対し、まずは誰かに話し、救いを求めるのが最初のステップとよびかけます。すべての大人と子どもに読んでほしい、見てほしい作品です。
絵本「パパと怒り鬼」より
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絵本「パパと怒り鬼(いかりおに)~話してごらん、だれかに~」 父親から母親への暴力を誰にも言えず、悩みを抱えていた少年が、「誰かに話してごらん」と風や小鳥にはげまされ、王様に手紙を書くことで物語は大きく展開していきます。「悪いのは暴力をふるう大人」であることを明確に伝え、話すことで外への世界への扉が開く」というメッセージを伝える絵本です。 ノルウェー文化教会省「児童文学賞」を受賞しました。8月初旬に刊行予定です。
作:グロー・ダーレ 絵:スヴァイン・ニーフース 共訳:大島かおり・青木順子 出版:ひさかたチャイルド社 ISBN: 978-4-89325-941-7 問合せ:ひさかたチャイルド tel. 03-3813-7726 |
"Angry Man" by Anita Killi. 写真: NFI |
DVD「パパ、ママをぶたないで」 グロー・ダーレの絵本にもとづき、アニータ・キリ監督が2児を育てながら6年間をかけて作り上げました。深刻な社会的メッセージを美しい映像世界に丁寧に織り込んだ意欲作は、2010年広島国際アニメーションフィルムフェスティバルでグランプリを受賞するなど、世界各国で絶賛されました。
2009年ノルウェー映画 監督:アニータ・キリ 日本語字幕つき、20分 パンドラ tel. 03-3555-3987
パンドラ社のウェブサイトには、ノルウェー社会や文化に詳しい三井マリ子さんが、製作背景やノルウェーの実情などについて寄稿しています(連載4回)。 http://pandorafilms.wordpress.com/dvd/papa/mitsui/#2
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