2010
2010.12
「図説 北欧の建築遺産 都市と自然に育まれた文化」
伊藤大介著 河出書房新社出版
北欧各地の魅力的な建築を紹介し、その歴史や自然との関わりから北欧文化を読み解く建築ガイド。ノルウェーのスターヴ教会が詳しく紹介されています。
2010.12
「馬を盗みに」
ペール・ペッテルセン作 西田英恵訳 白水社
世界40以上の言語に訳されているベストセラー小説。この作品でペッテルセンは一躍世界に知られるようになりました。詳細
2010.11
「くまのバルデマール」
クヌート・ファルバッケン作 枇谷玲子訳 秋草愛・絵 文研出版
人気小説家ファルバッケンが娘の2歳の誕生日にプレゼントしたくまのぬいぐるみをモデルに作ったお話。本国では3巻まで出版されているシリーズの第一作です。2010.10.
「やさしいノルウェー語の作文」
岡本健志著 大学書林
ノルウェー語の初級文法をひとまず終えた学習者が文法を確認しながら作文力を向上させることを目的とした学習書です。豊富な例文と文法事項一覧が付いています。
2010.6.
「ノルウェーの木造民家 丸太組積造の世界」
長谷川清之著 井上書院
ノルウェー特有の気候風土や歴史、生活に根ざした構法や民家空間が、現地調査で得た実測図と450枚の写真を交えて紹介されています。フィンランド、スウェーデンに続く北欧の民家三部作。
2010.4
「髭のノラ」男女平等社会はこうしてできた
三井マリ子著 明石書店
ノルウェー現地での数多くの関係者への取材をもとに書かれた、ノルウェーの男女平等社会の歴史、背景と新局面を知ることのできる好著。巻末に詳細な年表が付いています。
2010.3
「4 Travel -特集 森と水の楽園ノルウェー」Vol.4
角川メディアハウス
旅行誌「4Travel(フォートラベル)」第4巻でノルウェーが特集されています。ノルウェーの旅の魅力としてお馴染みのフィヨルドやオーロラ、食文化・生活に関する話題のほか、人気ホテルリストなど旅の参考となる情報が美しい写真と共に紹介されています。
2010.2
「北欧学のすすめ」 Introduction to Nordic Studies
東海大学文学部北欧学科編 東海大学出版会
40数年の歴史を持つ東海大学北欧学科による北欧学紹介の書。歴史、教育、文学、言語に加え、「共生」という考えにもとづく北欧の様々な取り組みも紹介しています。各章に関する推薦図書一覧と、日本で読む事の出来る北欧図書も掲載されています。
2010.2
「ヴァークナーの女王」キルステン・フラグスタート自伝
ルイ・ビアンコリ著 田村哲雄訳 新評論
ノルウェーが生んだ不世出のドラマティック・ソプラノ歌手キルステン・フラグスタート自身が語った波乱の半生を、アメリカの音楽評論家がまとめたもの。
第二次大戦をはさみ、ヨーロッパとアメリカを凌駕した歌手の素顔はシンプルで飾らない普通のノルウェー女性そのものであった、とフラグスタートの後継者と言われたスウェーデンのビルギット・ニルソンも語っています。
2009
2009.12.
「SOUL SLIDE(ソウルスライド) 第5号」
スキージャーナル
スキー専門誌「SOUL SLIDE」の最新号に、テレマークスキー・インストラクターの望月隆氏によるロフォーテン諸島でのスキー体験記が掲載されています。「大西洋の荒波に浮かぶ海上のアルプス」と説明する北極圏の島でのスキーの様子が、美しい写真と共に紹介されています。
「"座る"を考えなおす」ピーター・オプスヴィック著 島崎信監修 豊田成子訳
ガイアブックス/産調出版
機能的かつデザイン性に優れた椅子作りで知られるピーター・オプスヴィックの著書「Rethinking Sitting」の邦訳。トリップトラップやバランスチェアなど、オプスヴィックが世に送り出したプロダクトデザイン活動と、その背景にある深い考えが述べられています。
2009.10.
「福祉の心と形」
相沢英之著 かまくら春秋社
東京福祉大学学長である筆者がノルウェーを含む北欧4ヵ国の駐日大使に福祉事情を取材しました。ノルウェーの養護教育の様子も紹介されています。
2009.10.
「a+u建築と都市 469」
株式会社エーアンドユー
「a+u建築と都市」の最新号でデンマークとノルウェーの作品が特集されています。ノルウェー特集では、今年2月に亡くなったスヴェレ・フェーンが最後に手がけたオスロ建築博物館はじめナショナル・ツーリスト・プロジェクトなどが紹介されています。
2009.6.
「トロムソコラージュ
谷川俊太郎 新潮社
ISBN 978-4-10-401805-5
表題作は、2006年10月にノルウェー北部のトロムソで開かれた文学祭に参加した際に、現地でなかば即興的に書かれたものです。「私は立ち止まらないよ」で始まる長詩は、「断片的な心象や観察のモザイク」と詩人本人が説明するとおり、多彩なイメージがちりばめられています。
本人が撮影したトロムソの街角の写真も挿入されています。
2009.6.
「Edvard Munch The Complete Paintings Catalogue Raisonné」
Thames & Hudson
オスロ市ムンク美術館の主席学芸員ゲルド・ヴォル氏の監修による、画家エドヴァルド・ムンクのカタログレゾネ「Edvard Munch The Complete Paintings Catalogue Raisonné」(全4巻)の英語版がThames & Hudson社より出版されました。
ノルウェー語版は2008年にCappelen Dammから刊行されています。
2009.5.
「a+u 建築と都市 464」
株式会社エーアンドユー
今年3月末に発表されたオスロのムンク美術館と市立図書館の設計コンペの結果について建築誌「a+u」464号で報告されています。ムンク美術館のデザインにはスペインのHerreros Arquitectos、一方の図書館にはノルウェーのLund Hagem Arkitekter og Atelierがそれぞれ1位に選ばれました。>>リンクHav Eiendom AS
2009.03.
「北欧スタイルno.15 世界一のデザイン鉄道へ」
枻出版社
ISBN978-4-7779-1028-1
現地取材をもとに北欧の人々のデザインや暮らしを案内する雑誌「北欧スタイル」のNo.15号は鉄道デザインを特集。ノルウェーのラウマ鉄道(Raumabanen)で行く電車の旅案内がモダンな車輌のデザインと共に詳しく紹介されています。
2009.03.
「デザイン好きのための 北欧トラベル案内」
枻出版社
ISBN978-4-7779-0768-7
デザインをキーワードに北欧4都市を旅するための案内書。デザインショップのほか、各都市の観光スポットが掲載されています。
2009.02.
「ニューエクスプレス ノルウェー語」
青木順子著
白水社
ISBN978-4-560-06799-4
初心者を対象とした会話を中心とするノルウェー語入門書。文法や発音もわかりやすく解説されています。CD付。
2009.02.
「コマドリの賭け」
作:ジョー・ネスボ/訳:井野上悦子/上下2巻 "Rødstrupe" by Jo Nesbø
ランダムハウス講談社
ISBN978-4-270-10271-8, 978-4-170-10272-5
- 第二次大戦、ドイツ軍指揮下の東部戦線。国家のためと信じて戦ってきたノルウェーの若者を絶望させたものは何か。1999年オスロ。その審判までの物語が始まった -
作者のジョン・ネスボは1960年オスロ生まれ。このハリー刑事シリーズはノルウェーブッククラブからノルウェー最高の犯罪小説に選出されたほか、英国のインターナショナル・ダガー賞の候補にもなりました。作者は、ミュージシャン、作詞家、エコノミストとしても活躍しています。
2009.01.
「わたしだって、できるもん!」
文 リンダ・リッレヴィーク/写真 シェル・オーヴェ・ストールヴィーク/訳 井上 勢津
新評論社
ISBN 978-4-7948-0788-5
ダウン症の少女クリスティーネの成長を写真と文章で丹念に追った写真絵本。幼稚園から小学校1年生までの日常生活の軌跡を、家庭、幼稚園、学校、地域、自然との関わりを通して描いています。
本国で人気を博した3巻本を1冊にまとめ、ノルウェーの音楽療法士である井上勢津氏が日本語に訳しました。音楽療法を通じてノルウェーのダウン症の子どもたちと接してきた井上氏は、原著に障害を持つ子どもの日常がいきいきと描かれ、共生の喜びが直に伝わってくることに感動し、日本語訳を思い立ったと語っています。手話イラスト付き。
2008
2008.12.
「SOUL SLIDE 第4号」スキージャーナル
【白銀の大地、ノルウェーの山を滑る】
ノルウェーのスキーリゾート ヘムセダールでのスキーツアーの様子がレポートされています。またクロスカントリーおよびテレマークスキー用のバインディングで知られるロッテフェラー社と、同社が開発した話題のNTNバインディングが紹介されています。筆者の望月隆氏は、日本で唯一ノルウェースキースクール公認テレマークインストラクター資格を有するスキーヤー。T.M.N.スキースクールを主宰し、大自然の中で滑るテレマークスキーの魅力を伝えています。
2008.12.
「パウダーガイド 2009No.7」
JTBパブリッシング 【スキートリップ報告2】
ノルウェーのモルゲダールおよび西ノルウェーでのスキー体験レポート(柏澄子氏)が、写真と共に紹介されています。
2008.12. 図書(楽譜)
「エドヴァルド・グリーグ ピアノ協奏曲イ短調」 解説:大束 省三
日本楽譜出版社
ISBN 978-4-86060-025-9
世界で最もよく知られたピアノ協奏曲といっても過言ではない、グリーグのピアノ協奏曲イ短調の楽譜がリニューアルしました。作品と生涯の懇切丁寧な解説は、グリーグ研究の第一人者である大束省三氏による書き下ろしです。
2008.11.
「芸術新潮12月号 特集ノルウェーの森へ-中世の美とオーロラの旅」新潮社 ISBN978-4-7948-0785-4
芸術新潮の12月号「特集ノルウェーの森へ」では、中世の美とオーロラの旅を紹介しています。夏のフィヨルドの景観と冬の夜空を彩るオーロラが美しい写真と共に紹介されるほか、ヴァイキングやスターヴ教会に見る中世の美が詳しく解説されています。巻頭約90ページに及ぶ総力特集号です。
2008.11.
「生活に溶け込む北欧デザイン」萩原健太郎著
誠文堂新光社
ISBN978-4-416-60844-9
暮らしの中で受け継がれてきた定番から、21世紀に生み出される製品まで、北欧4ヶ国の建築、家具、家庭用品のデザインを、国別、デザイナー別に紹介しています。表紙写真に用いられたのは、ノルウェーセイズのソファ「UGO」。
2008.11.
「新しく先生になる人へ ノルウェーの教師からのメッセージ」 A.H.アンドレセン、B.ヘルゲセン、M.ラーシェン著 中田麗子訳
新評論
ISBN978-4-7948-0785-4
これから同じ教師の道に進む人々に向けてノルウェーの3名の女性教師が送るメッセージです。生徒との出会い、保護者との出会い、同僚との出会い、の3章に分けて自らの経験を元に著されました。巻末に訳者のあとがきとしてノルウェーの教育事情が解説されています。
2008.11.
「北極大変動」
NHK出版
ISBN978-4-14-081325-6
今年NHKで放映された「NHKスペシャル 北極大変動」の内容が一冊の本にまとめられました。温暖化の影響を強く受け、氷解が加速度的に進む北極の現状がレポートさています。
2008.11.
「矢吹恵子の北欧絵織物 Norsk Billedvev」
創作市場
ISBN978-4-89511-710-4
ノルウェー絵織物(Norsk Billedvev)作家、矢吹恵子氏の作品集。ノルウェーの暮らしからインスピレーションを得た作品の数々が、作家本人の撮影による写真で紹介されています。
2008.9.
「3分クッキング 10月号」
日本テレビ 各国大使館が紹介する家庭料理のページでノルウェーが取り上げられ、サーモンステーキの作り方が掲載されました。ハンス・ペター・ネス参事官(ノルウェー水産物輸出審議会)が誌面で料理の案内役を務めています。
2008.9.
「AXIS」 2008年10月 vol.135.
ノルウェー建築博物館とオペラハウスについて、デザインジャーナリストの川上典李子氏による現地取材を元にしたレポートが掲載されています。建築博物館はスヴェレ・フェーン、オペラハウスはスノーヘッタと、それぞれノルウェーを代表する建築家による設計が話題を呼んでいます。(記事は和英併記)
2008.8.
「a+u Architecture and Urbanism 建築と都市」
2008年 09月 今春オスロにオープンした新オペラハウスが紹介されています。建物の設計は、アレクサンドリア図書館を手がけたスノーヘッタがデザインしました。
2008.8.
「Casa BRUTUS (カーサ・ブルータス) 」2008年 09月号
マガジンハウス
エコ建築のひとつとして、オスロの新オペラハウスが女優・宮崎あおいさんの案内で紹介されています。ほかにオスロからベルゲンへの旅の様子や、話題のショップ案内などが掲載されています。
2008.6.図書
「文化中心音楽療法 Culture-Centered Music Therapy」ブリュンユルフ・スティーゲ著 坂上正巳監訳 井上勢津、岡崎香奈、馬場存、山下晃弘共訳
音楽之友社
ISBN 978-4-276-12252-9
音楽療法の分野で世界的なリーダーの一人であるノルウェーのブリュンユルフ・スティーゲ Brunjulf Stige が、自らの臨床経験や教育・研究活動を通して長くあたためてきた思索の結晶である、「文化中心音楽療法」というコンセプトを丹念かつ精緻に理論化したのが本書です。クライエント個人のみならず、彼らを取り巻く家族、施設関係者、地域、ひいては国家までを音楽活動の対象として捉え、音楽療法を狭く限定せず、より社会・文化的な文脈へ開いていこうとする考え方を提示しています。共訳者の一人である井上勢津氏は、ノルウェーに留学し、スティーゲ氏のもとで音楽療法を修めました。
2008. 6.
「北欧流スローライフコーチング The Art of Leading Yourself」ランディ・ノイス著 椿正晴訳 阿部としみ監修
ISBN978-4-07-256834-7
失意の底で自暴自棄だった状態から立ち上がり、自分の意思で人生を切り開いていくことに成功した自らの経験をもとに、自分らしく豊かな毎日を生きるヒントを記した一冊です。著者は現在米国でリーダーシップ・コンサルタントとして活躍しています。
ELEE DECO 6月号 特集:もうひとつの、北欧デザイン
アシェット婦人画報社
1960年代に発表され人気を博したホウロウ素材のキッチンウェアのデザインで知られる女性デザイナー キッテルセンをはじめ、現在第一線で活躍する建築家やデザイナーがノルウェーでのインタビューを交え特集されています。今春新しくオスロにオープンした建築博物館やオペラハウス、オスロとベルゲンのショップなども紹介されています。
2008.5.
「NHK未来への提言 カリータ・ベッケメレム 男女格差のない社会」カリータ・ベッケメレム 坂東眞理子
NHK出版
ISBN978-4-14-081226-6
昨年9月にNHK(BS)番組「未来への提言」で放映された「ノルウェー子ども・平等大臣 カリータ・ベッケメレム ~男女共同参画の時代を拓く~」の内容が一冊の本にまとめられました。世界のキーパーソンにインタビューを行ない、21世紀の人類が抱える共通の課題について考える番組で、カリータ・ベッケメレム子ども・平等大臣(当時)が、男女平等やライフ・ワークバランスなどの問題について語りました。聞き手は、初代内閣府男女共同参画局長で昭和女子大学長の坂東眞理子氏。
2008.4. 図書
「築地魚河岸三代目<21> ノルウェーのアプローチ」鍋島雅治・九和かずと作、はしもとみつお画
小学館 ビッグコミックス
ISBN978-4-09-181220-9
小学館発刊のビッグコミック誌に連載中の「築地魚河岸三代目」の単行本。主人公がノルウェー水産業の現場を訪れるエピソードが収められた第21巻が発売されました。 主人公が、ノルウェーベルゲンを訪れサーモンの養殖場や加工場、水産研究所などを視察し、ノルウェーで日本に多く輸入されるサーモンやサバ漁業の現場を直接体験する様子が描かれています。
2008.3.
「狼の夜」トム・エーゲラン著、アンデルセン由美訳
扶桑社ミステリー
ISBN978-4-594-05603-2(上巻)・ISBN978-4-594-05604-9(下巻)
オスロのTV局内で討論番組を生放送中に、突如チェチェン人亡命者の一団が司会者や外務大臣らゲストを人質に立てこもった。交渉人や特殊部隊による必死の人質救出作戦が行なわれる中、事件の裏に隠された陰謀が次第に明らかになる・・・息詰まる攻防と予想外の展開が人気を呼び、「狼の夜」はノルウェー本国でベストセラーとなり、映画化されました。著者のトム・エーゲランは1959年オスロ生まれ。雑誌、新聞社、TV局で働く傍ら創作活動を始めました。現在では執筆活動に専念し、複数の作品が外国語に翻訳されています。 Tom Egeland: www.tomegeland.com/en/
2007
2007.11.
「バグダッド101日」 アスネ・セイエルスタッド著、野中邦子訳
イースト・プレス ISBN978-4-87257-847-8
200万部の世界的ベストセラー『カブールの本屋』の女性ジャーナリストが現地に留まり、命を賭けて綴った懇親の滞在録。「イラクの人々の声、感情・・・ それが私の最大の興味であり、最も心を揺さぶられることだった。」
2007.11.1.
「ノルウェーのデザイン」島崎信著
誠文堂新光社 ISBN9784416607251
国の歴史や文化的背景にまで踏み込み、ノルウェーデザインの概観がはじめて一冊の本にまとめられました。地味ながらも着実に独自の優れたデザインを育んできたノルウェーの建築デザイン、工芸、家具、グラフィックデザインの現状が、美しい写真と共に広範かつ詳細に紹介されています。
2007.10.
美術の窓10月号(No.289) -真実のムンクをめぐる旅-
生活の友社
美術専門誌「美術の窓」10月号の巻頭で、エドヴァルド・ムンクが特集されています。絵と共に、ムンク自身が著した日記を紹介するほか、10月6日から東京の国立西洋美術館で開催されている「ムンク展」の企画担当者へのインタビューや、各方面で活躍するアーチストによるムンク絵画評などが掲載されています。このほか、ムンクの足跡をたどるオスロマップが紹介されるなど、充実した内容となっています。
2007.9.
「~北欧の音の詩人~グリーグを愛す」伊熊よし子著ショパン発行 ISBN 978-4-88364-233-5
エドヴァルド・グリーグ没後100年を記念し、グリーグの魅力を身近なかたちで伝える1冊の本が誕生しました。作者は、グリーグの歌曲「君を愛す」をこよなく愛する音楽ジャーナリストの伊熊よし子氏。
伊熊氏は、今夏グリーグの故郷ベルゲンや、ゆかりの地ロフトフースを訪ね、グリーグの足跡を丹念に辿りました。「グリーグ音楽を育んだノルウェーの清涼な自然やノルウェー人の人間性を肌で感じ、グリーグの魅力を再発見した」と伊熊氏は語ります。
「グリーグを愛す」には、グリーグについてのエッセイやその生涯の紹介とともに、主な作品・名盤ガイド、名音楽家がグリーグについて語るページなど、グリーグの魅力が多くのカラー写真と共にさまざまな角度から紹介されています。
世界中で愛好されている「ペール・ギュント」組曲、組曲「ホルベアの時代より」、「トロルハウゲンの婚礼の日」などの珠玉の作品を集めたCD「グリーグ名曲集」が付いています。
2007.9.
「エングレペルス」 イベン・サンデモーセ著、小柳隆之訳
ネット武蔵野 ISBN978-4-944237-83-8
訳者解説:
「エングレペルス」(Englepels)は、1995年にノルウェーで出版された絵本です。イベン・サンデモーセ(Iben Sandemose)さんの作品の日本語版は初めてなので、まず簡単に彼女の紹介をします。イベンさんは1950年ノルウェー・オスロ生まれの画家・イラストレーターです。ルドルフ・シュタイナー学校で美術教師を勤めた後、1979年、アーティストとして活動を開始しました。その後、絵本作家としても才能を発揮し、本書をはじめとして、特徴のある線を生かした、個性あふれる絵本を作り続けています。なおデンマーク生まれの作家、アクセル・サンデモーセは彼女の父方のおじいさんです。
イベンさんは、数年来、死をテーマにした絵本を描きたいと思っていたものの、なかなか書けずにいたそうです。皮肉なことですが、彼女の筆を一気に進めさせたのは、身近に起こった、ある悲しい出来事・・・・・・。
それが愛する人であれ、ペットであれ、人は誰もかけがえのない存在との永遠の別れに、いつか直面しなければなりません。それは大変つらいことで、乗り越えるのは簡単ではありません。
ある日、突然、大切な友達が死んで、一人ぼっちになった女の子は、その友達に手紙を書きました。書くごとに女の子の気持ちは、少しずつ変わっていきます。エングレペルスは、かけがえのない存在の死を経験した女の子が、元気を取り戻して行くまでの、心の動きを、ユーモアも散りばめながら、黒と白を生かした美しいイラストとともに描いています。タイトルには原題をそのまま使いましたが、その意味は天使の毛皮(Angel Fur)です。
最後に、余談ですが、本書に登場するジャンボは実際にイベンさんのところにいて、21歳で大往生した猫がモデルです。その名前は、スワヒリ語の「こんにちは」で、ジャンボ・ジェットのジャンボではありません。名付け親はアフリカが大好きな、イベンのお母さん。そして、今も4代目ジャンボが、元気に暮らしているそうです。(小柳隆之)
2007.8 歌曲集(楽譜)
女声合唱とピアノのためのグリーグ歌曲集「ソルヴェイグの歌」ISBN978-4-276-55101-5
同声合唱のためのグリーグ「子どものうた~ノルウェーからのおくりもの」ISBN978-4-276-58181-4
音楽之友社
●女声合唱とピアノのためのグリーグ歌曲集「ソルヴェイグの歌」(原詞+日本語詞)
「君を愛す」「二つの茶色の目」「ヴェスレメイ」「さくら草」「子守唄」「春」「流れに沿って」「ソルヴェイグの歌」
日本語詞:谷川俊太郎・覚和歌子、編曲:寺島陸也
●同声合唱のためのグリーグ「子どものうた~ノルウェーからのおくりもの」
「北極海の船のり」「神様のおくりもの」「つかのまの春」「漁夫のうた」「おやすみブラッケン」「ノルウェーの山々」「美しきわが祖国」
日本語詞:村田さち子、合唱編曲:信長貴富
2007.8
「ムンク伝」 スー・プリドー著、木下哲夫訳
みすず書房 ISBN978-4-622-07294-2
「わたしの絵は告白である」。画面全体を覆う不安と恐れ。ムンクは耐え難い人生の体験を、絵に描くことで乗り越え、生きました。多数の日記や手紙をもとに、幼い頃からムンクの絵に親しんだ小説家、美術史家の著者が、愛情あふれるこまやかな筆致で書き上げたムンク伝です。
2007.8. 楽譜
全音ピアノライブラリー グリーグ 「ペール・ギュント組曲」第1番・第2番
関小百合 校訂・解説
グリーグ没後100年を記念し、誰もが一度は耳にしたことのある名曲「ペール・ギュント組曲」のピアノ独奏版が出版されました。
「ペール・ギュント」はグリーグが発表した当時から人々に賞賛され、今なお愛され続けています。しかし、意外にも「曲は知っているけれど話を知らない」という人が多いのが実際です。この楽譜には、作曲家グリーグの生涯や物語「ペール・ギュント」のあらすじが分かりやすく解説されています。また、「山の魔王の娘の踊り」が、特別に収録されています(ピアノ中級向け)。」
2007.7.
「ノルゲ」 佐伯一麦著
講談社
ISBN978-4-06-213958-8
ノルウェーの美術大学に留学する妻に同行することになった主人公。一年を通じてさまざまな人々と関わり合いながら、精神的な不調から少しずつ抜け出していきます。作家が実際にノルウェーに長期滞在した経験をもとに、ノルウェーの四季おりおりの風物や市井の人々の暮らしを丹念に描いています。
2007.6.
「日本・ノルウェー交流史」岡沢憲芙監修 小森宏美編著
早稲田大学出版部
SBN978-4-657-07615-1
学術交流を行なうオスロ大学と早稲田大学が、ノルウェー・日本修好100周年を記念して取組んできた両国の外交100年史調査・研究をまとめた一冊。外交、文化、人物などの側面から両国の過去100年の交流が記されています。早稲田大学で行なわれたハーラル5世国王による記念講演(2001年)、修好100周年を記念「ノルウェー総合講座」でのグルットレ大使による講演(2005年)も収められています。
2004年に出版された「ノルウェーの政治」「ノルウェーの経済」「ノルウェーの社会」3作と、翌2005年に翻訳出版された「ノルウェーの歴史」と合わせノルウェー5部作を完結する一冊です。
2007.5.
「世界の車窓から vol.4 遥かなる大地を行く」
ISBN978-4-88131-301-5
TV asahi
世界各国の鉄道を映像と音楽で巡るTV番組「世界の車窓から」で、2000年および2006年に放映されたスウェーデン~ベルゲンの旅(白夜の夜を駆け抜けフィヨルドへ)が、関連の旅情報や現地取材ノートとともに紹介されています。DVD付き。
2007.3.
「北欧世界のことばと文化」岡沢憲芙・村井誠人編著
成文堂 ISBN978-4-7923-7076-3
言語文化をひとつの切り口とした、地域学-北欧研究-の入門書。本書でノルウェー語の多様性について、安倍・オースタッド・玲子オスロ大学教授と、森信嘉東海大学教授が執筆を担当されています。
2007. (洋書)
"Towards Friendship - The relationship between Norway and Japan, 1905-2005"
Author: Eldrid Ingebjørg Mageli
Unipub forlag
ISBN 82-7477-254-7
2005年に修好100年を迎えたノルウェーと日本。二国間関係の100年の歴史を、政治、貿易、文化、捕鯨など、多角的に書いた一冊。
言語:英語
2007.2.
「まずはこれだけノルウェー語」 CD付 荒川明久著
国際語学社 ISBN978-4-87731-344-9
語学入門書「まずはこれだけ」シリーズのノルウェー語編。付属のCDを併用し発音と文法の基礎を学習。旅行で使えるフレーズと単語を学びます。
2007.2.
「ノルウェー語のしくみ」CD付 青木順子著
白水社 ISBN978-4-560-06775-8
初めてノルウェー語に触れる入門者を対象に、わかりやすくその仕組みを解説。CD付き。
2007.2.10.
「グリーグ全ピアノ作品演奏解釈」アイナル・ステーン=ノクレベルグ著、大束省三訳
音楽之友社 ISBN978-4-276-13173-6
著者であるアイナル・ステーン=ノクレベルグは、ピアニストとして、またピアノ教師としてすぐれた業績を残すノルウェー音楽界の重鎮です。彼の「グリーグ・ピアノ作品全曲録音」は特に高い評価を得ています。過去に何度も来日し、日本人の弟子を多くもつ親日家でもあります。
本書はグリーグの作品を知りつくした著者がその集大成としてピアニストおよび学習者に向けて書いた、グリーグピアノ作品の演奏解釈の本です。グリーグの生涯や芸術論を開陳するのでなく、あくまで楽譜そのものに焦点をあて、演奏を通じてグリーグ自身の作曲法に迫ります。グリーグのピアノ作品をよりよく知るための決定版であり、ピアニストやピアノ学習者のみならず、音楽研究家や一般の音楽ファンも楽しめる内容となっています。
日本におけるグリーグ研究の第一人者でありステーン=ノクレベルグの友人でもある大束省三氏による流れるような名訳は、原書がノルウェー語であることを忘れさせてくれます。
2007.1.
「スカンジナビアン・スタイル vol.11 2007 Winter
北欧の風景を奏でた音楽家たち シベリウスとグリーグが愛した場所」
株式会社イーストリーム発行
ノルウェーはじめ北欧各国のひとびとの暮らしをさまざまな角度から紹介する雑誌「スカンジナビアン・スタイル」の冬号で、今年それぞれ記念の年を迎える作曲家、エドヴァルド・グリーグ(ノルウェー)とジャン・シベリウス(フィンランド)が特集されています。北欧を代表する2人の作曲家について、縁ある場所を取材した美しい写真と共に紹介されています。
2007年は、グリーグの没後100年、シベリウス没後50年の年にあたります。