ノルウェーの男性6人組による舟歌合唱団、ストーム・ウェザー・シャンティ・クワイアが初来日し、東日本大地震からちょうど8ヶ月目の11月11日に石巻で特別コンサートを行ないました。
ノルウェーの舟歌を石巻の子どもたちに
「ヴァイキング時代から海とともに暮らしてきたノルウェー人の奏でる舟歌を、ぜひ港町石巻の人々に届けたい」
東日本大震災の直後から本国で支援活動を行なってきたストーム・ウェザー・シャンティー・クワイヤー Storm Weather Shanty Choir は、念願の初来日ツアーを被災地からスタートさせたいと願ってきました。
仙台を拠点に活動するグループ「お父さんたちのネットワーク」の協力を得て石巻市立稲井中学校での特別コンサートが実現しました。
稲井中の校舎は被害を免れたものの、校庭に建設された仮設校舎では、津波の被害を受けた市立渡波(わたのは)中学校の生徒たちが毎日バスを連ねて通学し授業を受けています。コンサートには両中学校の生徒や保護者、一般市民ら500人がつめかけました。
クワイヤーは伝統的な舟歌をロックやポップス調にアレンジした十数曲をパワフルな演奏で披露しました。最初は静かに聴いていた生徒たちも次第に身体を動かしたり飛び跳ねたりで会場は大盛り上がり。クワイヤーが「ソーラン節」を歌うと、生徒たちから自然に合いの手が入りました。
ユーモアとパワーあふれる演奏に、渡波中の生徒会長・石森優斗君(14歳)は、「こんなに盛り上がったのは震災以来。感動的な歌声に元気をもらった」と話しました。
Storm Weather Shanty Choir:
2000年に船員経験のあるHåkon Vatleが音楽仲間によびかけ結成した6人組。ヴァイキングやフィヨルドなど海をテーマにノルウェーに古くから伝わる舟歌を紹介するコンサートを、ヨーロッパを中心に精力的に続けています。
メンバー:
Håkon Vatle: lead vocal guitar
Roald Kaldestad: mandolin, guitar, banjo, vocal, etc.
Gisle Østrem: accordion, piano, vocal, etc.
Rune Nesse: bongos, bodhran, vocal, etc.
Ronny Sætre: vocal
Vidar Vedå: vocal. tuba, etc.
http://www.shantychoir.com/