今年創設200周年を迎えるオスロ大学文化史博物館が日本の木版画を紹介する展覧会「A Floating World: Past or Present?」を開催します。展覧会の目玉となるのは日本の木版画家岡本流生氏の作品です。
日本の多色刷り木版画は、浮世絵以来数百年にわたる長い歴史を持ち、その技術の高さと作品の質は広く世界中に知られています。
1949年生まれの岡本流生氏は、高度な伝統的技術を駆使して木版画、特に美人画・人物風俗画を制作している数少ない版画家の一人です。岡本氏は昨年日本の木版画文化を海外に広める目的で、これまでに制作した下絵、版木、作品のすべてを一括してオスロ大学文化史博物館に寄贈されることとなりました。作品のみならず下絵と版木をまとめて保存することにより、製作過程の理解が容易になり、北欧における木版画研究や版画制作に資するとの考えからです。
オスロ大学文化史博物館は岡本氏が長年制作されてきた多くの作品を所蔵の浮世絵とともに展示します。浮世絵から新版画、そして現代に至る木版画の流れを俯瞰する内容の展覧会です。
3月20日には岡本流生氏による子どものための木版画ワークショップが博物館で開催されます。
Mr. Ryusei Okamoto |
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