写真: Yngve Ask/Innovation Norway.写真: Yngve Ask/Innovation Norway

ノルウェーの再生エネルギー開発

最終更新日: 22/12/2010 // ノルウェーの主な電力供給源は水力で、電力消費の100%近くが水力発電によってまかなわれています。また、豊富な水源のみに依存するだけでなく、風力・潮力・波力など水力以外の天然資源を再生可能エネルギーとして使用するための開発も盛んに行なわれています。


【風力発電】
洋上風力発電には相当量の発電が期待され、内外からの関心が高まっています。

Hywindは、ノルウェー第一の石油会社であるStatoil社が、北海海底油田掘削基地建設で培った技術を活かして設置した世界初の浮体式洋上風力発電施設で、2011年夏までの予定で実証実験中です。

また、ノルウェー政府は風力タービンの研究・開発に携わっているSway社を支援しており、洋上風力発電のインフラ開発・整備は着実に進んでいます。

 

【潮力発電】
フィヨルドという長く入り組んだ海岸線を持つノルウェーでは、地の利を生かした潮力発電の開発も行われています。

2010年11月には、ロフォーテンでMorild IIという世界初の浮遊式潮力発電プラントが設置されました。このプラントはHydra Tidal社が開発したもので1.5メガワットの容量があり、現在2年間の試用期間中です。

また、Hammerfest Strøm社では効率よく潮力発電を可能にするタービンを開発しており、英国(スコットランド)での潮力発電タービンの開発・設置にも携わっています。

 

【波力発電】
波力発電施設には、厳しい気候条件や海水による腐食にも耐え得る装置が必要です。

発電に必要な波エネルギーを確保しなければならない一方で、波エネルギーが強すぎると発電装置を破損してしまう場合もあり、現在Wave Energy社などがこれらの問題点を考慮に入れた、波力発電装置の開発にあたっています。



テキスト: Innovation Norway   |   ネットワークで共有   |   print