芸術・文化
エドヴァルド・グリーグはノルウェーを代表する作曲家です。こよなく愛したノルウェーの自然や地方の人々の暮らし、風物からインスピレーションを得て多くの作品を残しました。
エドヴァルド・ムンクは世界的な画家として知られ、「叫び」の絵は日本でも有名です。
「人形の家」「ペール・ギュント」など、劇作家ヘンリック・イプセンの戯曲は世界各国のことばに翻訳されて親しまれています。
日本語で「3びきのやぎのがらがらどん」として親しまれている本はノルウェーの民話をもとに書かれています。また、「ちいさなスプーンおばさん」(アルフ・プロイセン)「小さい牛追い」(マリー・ハムスン)「ソフィーの世界」(ヨースタイン・ゴルデル)などの児童文学もノルウェーの作家によるものです。
言語
ノルウェーには「ブークモール」「ニーノシュク」という2つの公用語があります。「ブークモール」はデンマーク語の書き言葉に基づいており、ニーノシュクはノルウェーの方言を基礎にしてできたものです。北ノルウェーの一部地域では、サーメ語も公用語として使われています。
先住民族(サーメ人)
サーメの人々はもともとロシア、フィンランド、スウェーデン、ノルウェーの北部に住み、何百年も狩猟や漁業、トナカイの遊牧をして生活していました。1989年、自らの権利に関する問題を処理するため、独自の「サーメ議会」が作られました。現在、サーメ人の多くはノルウェーに住み、その大半は他のノルウェー人と同じように暮らしています。
民族衣装 ブーナッド
ノルウェーの民族衣装は「ブーナッド」と呼ばれます。色鮮やかな刺繍を施し、凝ったデザインの銀細工アクセサリーを用います。地方によりデザインが異なるブーナッドは、ナショナルデーなど祝事に着用されます。
ハーディングフェーレ(ハルダンゲル・ヴァイオリン)
ノルウェーの古い民俗楽器ハーディングフェーレは、主に民俗舞踊の音楽に使われてきました。一見普通のヴァイオリンのように見えますが、通常の弦の下に共鳴用の弦が張られ、独特の音色が出ます。豪華な装飾を施したものも多く見られます。>>詳しく
ブラウンチーズ
山羊乳と牛乳をまぜて作った、甘みのある茶色のチーズです。ノルウェーの特産物で、一般家庭でも好んで食べらています。
スターヴ教会
中世に建てられた木造教会。ノルウェーの木造建築の伝統が表れています。
ニッセ
ニッセはノルウェーの妖精。民話によれば、農家の納屋に住みきちんと面倒をみないといたずらをされると言われています。「クリスマスのニッセ(Julenisseクリスマスのニッセ)」は、サンタクロースの役割を果し、行儀の良かった子どもはクリスマスのニッセからプレゼントをもらうことができると言われています。
ノーベル平和賞
ノーベル賞の各部門のうち、平和賞のみがノルウェーで授与されます。これは、アルフレッド・ノーベルが、平和賞についてはノルウェーの国会が任命する委員会に委ねる、と遺言に遺したことによりますが、その理由は明らかではありません。ノーベル平和賞の授賞式は毎年12月10日にオスロ市庁舎で行なわれます。