地理・気候・大自然

最終更新日: 06/08/2009 // ノルウェーはヨーロッパの北西のはずれに位置し、スウェーデン、フィンランド、ロシアと国境を接しています。

地理
ノルウェーは日本と同じように南北に細長い国です。北の端から南の端まで約1,700km あります。国土の面積は、イギリス、イタリア、日本とほぼ同じ程度。人口は約480万です。 

2万5千年前、ノルウェーは厚さ3~4kmもある氷の大地でした。その氷が溶けるのに1万8千年かかりました。オスロでは、氷河期と比べ、地盤が200mも上がっていて、今も上昇しています。

ノルウェーは森と山の国です。南部と北部に分けて考えることが多いのですが、地理的特徴からいうと4つの地域に分けることができます。まず南東部は、森林とゆるやかな谷と豊かな耕地が特徴です。南西部の自然はもっとけわしく、内陸に200kmあるいはそれ以上もくい込んだフィヨルドがあり、内陸の山岳地帯には氷河が見られます。中部にもフィヨルドと海岸線がありますが、けわしい山はなく、広い低地もあります。北部では、渓谷、フィヨルド、山岳、島々などさまざまな風景を目にすることができます。


気候
ノルウェーの気候は地域によって大きく違いますが、四季がはっきりしているのはどこも同じです。最北端のフィンマルクでは、気温が、冬の零下52℃から夏の30℃以上まで変化します。沿岸部は夏涼しく、冬もおだやかですが、内陸では冬の寒さも、夏の暑さも厳しくなります。沿岸地域の冬がおだやかなのは、メキシコ湾流という暖流の影響で、冬でも港が凍ることはありません。

白夜・真夜中の太陽
地球の公転の関係で、北半球では夏が日が長くなります。緯度が高い(北極に近い)ほど日が長くなり、北極圏を超えると太陽が沈まなくなります。一日中太陽が沈まない現象のことを「真夜中の太陽」と呼びます。
冬はこれとまったく逆のことが起き、北極圏では太陽が顔を出さない、夜だけの日が何日も続きます。しかし、地面が白い雪に覆われているおかげで真っ暗というわけではありません。北極圏にあるトロムソでは、真夜中の太陽はだいたい5月中旬から7月中旬、夜だけの日は11月末頃から1月中旬頃まで続きます。

オーロラ
オーロラは、冬の夜空に現れ、光と色がさまざまに変わる現象です。このすばらしい自然現象は、太陽が宇宙に放出する電子の群が地球の磁場に引き寄せられ、大気中の分子や原子とぶつかって起きるものです。この衝突で電気を帯びた大気中の分子や電子が出す光が、暗い空に緑色のカーテンとなって輝き、揺れます。この現象がもっとも強く起こるのが北極と南極で、美しいオーロラが見られます。

野生動物
ノルウェーにはさまざまな動植物が生息しています。ヨーロッパに一種しか残っていない野生のトナカイもその一つです。そのほか森林にはヘラジカ(体長3mの馬のように大きな鹿)、ノロジカが生息し、ヒグマ、オオカミ、クズリ、オオヤマネコなどの肉食動物も棲んでいます。本土では見られませんが、スーヴァルばる諸島に生息しているホッキョクグマ(シロクマ)は、ヨーロッパ最大の肉食動物です。山岳地や低地は多くの野鳥の生息地であり、海沿いの崖には何百万羽という海鳥が巣を作っています。 
 


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