来日したのはNDCで国内外における防衛や安全保障に関する知識を学ぶプログラムに参加しているメンバーです。民間人を対象に3ヶ月集中で行なわれる同プログラムは年に2回開催され、各界のリーダー格の人々が参加しています。2011年秋期コースは特にアジアに注目し、その一環としてインドと韓国および日本への視察訪問が行なわれました。
日本訪問の目的は、中国と北朝鮮の核兵器事情が近隣地域の安全保障にどのような意味を持つのか、また米軍駐留問題などについて学ぶことにありました。これらは国際的にも関心の高い課題で、ノルウェー外務省も「Asia in Norway’s security policy(ノルウェーの安全保障政策におけるアジア)」というプロジェクトに取り組んでいます。
日本滞在中、一行は防衛省および防衛研究所、外務省など関連機関を訪れ、訪問先では日本の安全保障、防衛政策、自衛隊の活動、周辺諸国との協力体制、日米安全保障条約などについて話を聞くとともに活発な質疑応答が行なわれました。
また、短い滞在の合間を縫って多少なりとも日本の文化に触れようと、明治神宮訪問や茶道のほか、都内散策、居酒屋での夕食などを体験しました。
一名を除いて今回が初めての訪日であったメンバーが「今回の視察を通し日本およびアジア地域への理解を深めるとともに、この地域がノルウェーを含む他国への影響力が今後より強くなることを実感した」と感想を述べたとおり、貴重な体験となりました。