調査委員会は、以下について調査・報告を行ないます:
- ノルウェー業者の小売価格と小売製品の範囲についての動向。国際比較。
- 食品サプライ・チェーンのさまざまなレベルにおいて、集団としての消費者が与え得る影響。
- イノベーション、新製品、ならびに新規・中小サプライヤの出現に注目した供給サイドの変化。国際比較。
- 需要志向の柔軟性、イノベーション、変化。
- 卸売、流通、製造、一次生産、営農・飼養、その他の企業活動などの垂直統合を含め、サプライ・チェーンの構造。国際比較。
- スーパーマーケット、外食産業(ホテル、レストラン、カフェなど)、コンビニエンスストアなどの分野におけるマーケットシェアを含め、食品サプライ・チェーンの各種レベルにおける競争。また、地方や特定地域レベルの競争について。
- サプライ・チェーンにおける勢力関係。とくに小売業者とサプライヤ/製造業者との間の勢力関係。
これには以下を含む:
○料金、割引、およびサプライヤによるその他の取組み(共同販売など)がどの程度行なわれているか、またどのような傾向があるかを含め、小売業者とサプライヤ/製造業者の間で行なわれる交渉方法
○小売業者による自社ブランド製品の開発およびその価格、ならびに自社ブランド製品が小売業者とサプライヤ/製造業者の間の勢力関係に及ぼす影響
○買い手側が協調行動をとる割合
○過去10年のあいだ、市場で支配的地位にあり成長しているサプライヤ
○サプライ・チェーン全体をとおして十分な透明性とモニタリングのしやすさがあるかどうか。
○サプライ・チェーンの各レベル間でのリスク分散(特にイノベーションと新製品に関し。)
- その他、委員会が重要と考える問題
調査委員会は、調査・分析に基づき以下を検討します:
- サプライ・チェーンのシステムがリソースの有効利用に寄与しているか
- 価格、製品の品質、および選択・入手可能性の点で、サプライ・チェーンがは消費者のプラスになるように機能しているか
- 価格、割引、その他の条件に関する、透明性とモニタリングの容易さの度合い。サプライ・チェーンは競争およびリソースの有効利用に向けた出発点として、社会的コントロールを十分に行なうための基盤となっているか。
- 過去10年の間、食品サプライ・チェーンにおける勢力関係の中で、購買力を重視した総合競争力を必要とするような変化が起こったか
- また、こうした変化は悪影響を及ぼしたか。例えば農業やノルウェーの食品産業などの競争力、イノベーション、あるいはその他の政治目標に悪影響はあったか。
- 諸外国でどのような提案が計画または実行されているか、またそれらのノルウェーへの導入可能性。
調査委員会は、委員会の調査・分析を考慮したうえで、調査目的を進めるのに必要十分と考えられる適切な提言を行ないます。
また、提案した施策が行政および経済面にもたらす結果を検討します。
調査委員会は2010年11月1日までに調査結果報告書を提出します。調査委員会が使用した学術論文あるいは専門家による報告書は、添付資料として報告書に記載されます。
調査委員会は、子ども・平等・社会省、行政・改革・教会省、農業省の各省に事務局を設置し、必要に応じ外部専門家に協力を仰ぎます。
>>英文:Norway. Commission to inquire into the power relations in the food supply chain - in order to facilitate transparency and monitoring, secure consumer interests and adequate society control