極北

最終更新日: 15.01.2014 // 極北地域の発展はノルウェーに多くの機会をもたらす一方、重要な課題も呈しています。ノルウェーは過去約10年にわたって北極圏を外交政策の最重要事項としてきました。

ノルウェーの極北政策は、当該地域の環境の保護、定住形態の維持、及び事業開発の推進を目的としています。ノルウェー政府は、北極評議会の加盟国やその他の北極圏の関係者、関係機関との協力を、新たに北極評議会の常任オブザーバーとなった日本との関係も含めて、更に進めたい考えです。

ノルウェーの本土北側に広がる海域には、相当量の化石燃料や再生可能な漁業資源が存在します。これらの資源は莫大な経済的可能性を秘めており、適切な管理により、地域だけでなく世界にも極めて重要な影響をもたらすと考えられます。現行の国際法では、国連海洋法条約も含め、北極圏における現在及び将来起こりえる課題に取り組むための予測可能な枠組みを提供しています。

こうした課題に取り組み、責任ある方法で機会を活用するためには、相応の知識を備えることが重要です。そのためノルウェーは、国をあげて北極圏に関する知識への広範囲の投資を行っています。来る将来に向け、研究機関、事業界、地方自治体との協力や国際協調を通し、より多くを達成していきたいと考えています。

こうした知識の探求において、日本は重要なパートナーです。日本とノルウェーの極地研究所には二者間協定があり、更に海洋政策研究財団や日本国際問題研究所など主要な日本の機関が、極北地域の動向を緊密に見守っています。

ノルウェーは、将来的な北極海での海上輸送や石油関連活動は、最高水準の安全・環境基準に従って行なわれるべきであると考えています。そして国際海事機関(IMO)において、遵守義務のある極海コード策定の推進役を務め、日本その他の諸国に緊密な協力を求めています。

ノルウェーは今後も、北極圏を協力に基づく平和な地域として維持し、持続可能な資源管理を図るための努力を続けていきます。

 

 

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