滞在許可(長期ビザ)

最終更新日: 09.04.2015 // 滞在許可は長期間にわたってノルウェーに滞在することを認められる許可であり、長期ビザとも呼ばれます。 90日を超えてノルウェーに滞在することを予定している人は滞在許可を申請しなくてはなりません。滞在許可には幾つかの種類がありますが、最も一般的なものは就労、留学あるいは家族移住のための滞在許可です。

90日を超えてノルウェーに 滞在する人は滞在許可を申請しなくてはなりません。申請が認められるためには通常ノルウェーとの関係がなければなりません。雇用先や受け入れ教育機関があること、あるいはノルウェーに近親者が住んでいることなどです。滞在許可は一般に、旅行の目的が観光であったり、定期的な出張であったりする場合には下りません。このような場合、日本国民であれば 90日のビザ免除期間を利用してノルウェーを訪問するのがよいでしょう。ノルウェー入国のためのビザを必要とするその他の国籍の方は、短期シェンゲン・ビザに関するページをご参照ください。

滞在許可申請はノルウェーにあるノルウェー入国管理局(UDI)が処理します。東京の大使館で受け付けられた滞在許可申請はすべて審査のためにUDIに転送されます。コピー、アポスティーユ、翻訳など、規定条件を満たす添付書類を適切に準備することが重要です。滞在許可の申請をする前に、申請の準備方法について必ず良くお読みください。

滞在許可が下りた場合、さまざまな権利や義務が発生することがあります。詳しくは以下をご覧ください。

滞在許可を申請するときには、申請書とともに提出する書類のチェックリストに記入しなければなりません。チェックリストの関係項目すべてに記入して署名することが重要です。必要な書類を提出できない場合は当該書類を用意できない理由の説明書を同封する必要があります。情報や書類の不備により申請が却下されることもあります。以下のリンク先でご自身の滞在許可に関するチェックリストを確認してください。

申請の流れ

就労のための滞在許可
          熟練労働者(スキルドワーカー)のための滞在許可
          出向社員のための滞在許可
          ワーキングホリデーのための滞在許可

          研修のための滞在許可

留学のための滞在許可
          大学やそれに類する機関への留学のための滞在許可
          自己資金による研究のための滞在許可

家族移住のための滞在許可
          ノルウェーに住んでいる身元引受人と暮らすための家族移住
          ノルウェーに住んでいる婚約者と暮らすための家族移住
          ノルウェーに住んでいるEEA国籍の方と暮らすための家族移住

権利と義務  

申請の流れ

  1. 下記の該当する項目、『ビザ・滞在許可申請の準備について』および『よくある質問(FAQ)』をお読みください。
  2. 申請書類および必要添付提出書類の準備を行ってください。
  3. Application Portal』にてオンライン登録を済ませ、オンライン上にて申請書の登録と申請手数料の支払いを済ませてください。
  4. 大使館に面接予約を入れ、面接日当日に必要添付書類を提出してください。
  5. ノルウェー王国大使館が、申請書類を審査部門(ノルウェー入国管理局)へ転送します。
  6. ノルウェー王国大使館より、申請者へ審査結果を通知します。
  7. シェンゲン協定加盟国への入国の際に、入国ビザが必要な場合は大使館にその旨をお知らせください。入国ビザの申請有無については『よくある質問(FAQ)』で確認できます。
  8. ノルウェー入国後、1週間以内に現地警察署にて居住カード交付の手続きを行ってください。
  9. 後日、現地警察署より、登録した住所宛に居住カードが郵送にて届きます。

就労のための滞在許可

就労のための各種の滞在許可申請に必要な書類が記載されたチェックリストはUDIのホームページにあります。ご自身に関係するものを確認してご用意ください。

申請許可が下りた後、ノルウェーへは6ヶ月以内に入国し、入国してから7日以内に現地の警察にて登録を済ませる必要があります。

以下に、最も一般的な就労のための滞在許可について幾つか説明します。以下に挙げる以外の種類の就労のための滞在許可、またそれぞれの種類についての詳細は、UDIのホームページをご覧ください。

自己資金の研究者のための滞在許可は留学のための滞在許可を申請していただきます。

熟練労働者(スキルドワーカー)のための滞在許可

  • ノルウェーに具体的な就職先が決まっており、給与はノルウェーから支払われなければなりません。
  • 仕事は通常、フルタイム勤務でなければなりません。
  • 仕事は熟練労働者としての資格・職能を必要とするものでなければなりません。その仕事で必要とされる資格・職能をもっていなければなりません。
  • 給与および勤務条件はノルウェー国内の標準的な基準を下回るものであってはなりません。十分な給与と勤務条件を確保するのは雇用者の責任です。
  • 書類を提出する前にApplication Portalで申請登録をする必要があります。Aplication Portalでは"Work"を選び、チェックリストは"Skilled Worker (with a Norwegian employer)"を使用してください。

出向社員のための滞在許可

  • 外国企業の従業員でなければなりません。 
  • 外国人雇用者とノルウェーの企業との間で契約が結ばれていなければなりません。 
  • 契約にはノルウェー国内で限定的な期間、役務を提供することが定められていなければなりません。 
  • 給与は雇い主である外国人雇用者から支払われなければなりません。 
  • 原則として、赴任先は特定のノルウェー企業1社に限定されていなければなりません。 
  • フルタイム勤務の必要はありません。
  • 給与および勤務条件はノルウェー国内の標準的な基準を下回るものであってはなりません。十分な給与と勤務条件を確保するのはノルウェー企業の責任です。
  • 書類を提出する前にApplication Portalで申請登録をする必要があります。Application Portalでは"Work"を選び、チェックリストは"Seconded employee"を使用してください。

ワーキングホリデーのための滞在許可

  • 申請時点で日本に居住していなければなりません。住民票を提出する必要があります。住民票の提出に関してのみ、ご自身の英訳でも問題ありません。
  • 申請時に18歳から30歳でなければなりません。申請後に31歳になっても構いません。
  • この滞在許可の主旨は長期の観光用であるため、3ヶ月以上勉強することや、同一の勤務先で6ヶ月以上働くことはできません。
  • 日本国のパスポートを所持していなければなりません。
  • ノルウェー渡航後3か月分の十分な生活資金をもっていなければなりません。十分な資金とは、1か月当たり10092ノルウェークローネとされています。
  • ワーキングホリデー終了後にノルウェーを離れる意思がなければなりません。ただしノルウェー入国前に日本への帰国のためのチケットを購入しておく必要はありません。
  • 概して健康であり、医療費をカバーできる保険に入っていなければなりません。以下の書式を使用してこれを証明してください。
    健康証明書
    意思表示書
  • 書類を提出する前にApplication Portalで申請登録をする必要があります。 Application Portalでは"Work"を選び、チェックリストは"working holiday for young adults from Japan"を使用してください。
  • Application Portal 上で“Reference Information”を入力する際は、“Other, without employer in Norway”を選択し、下方詳細部分にて“Other Professionals”を選択した後、“Working Holiday”とタイプしてください。

研修生のための滞在許可

  • まだ学生の身分である、あるいは職業訓練中でなければなりません。すでに教育を修了している場合は熟練労働者向けガイドラインに従って申請する必要があります。
  • 15歳以上でなければなりません。また、15歳から18歳までは親の承諾が必要です。
  • 具体的な就職先が決まっていなければなりません。雇用通知には職務の内容、1週間の勤務時間数、月給、勤務期間が記載されていなければなりません。UDI所定の契約書を使用してください。(チェックリスト内でダウンロードできます。)
  • 給与および勤務条件はノルウェー国内の標準的な基準を下回るものであってはなりません。十分な給与と勤務条件を確保するのはノルウェー企業の責任です。 
  • 原則として雇用はフルタイム勤務に関係するものでなければなりません。 
  • 申請対象期間中の住居が確保されていなければなりません。たいていは勤務先で住居確保の支援をしてくれます。 
  • 雇用主となれるのは1社のみです。 
  • 書類を提出する前にApplication Portalで申請登録をする必要があります。Application Portalでは"Work"を選び、チェックリストは"trainees"を使用してください。

留学のための滞在許可

留学のための各種の滞在許可申請に必要な書類が記載されたチェックリストはUDIのホームページにあります。ご自身に関係するものを確認してご用意ください。チェックリストがUDIのページの「就労」関係の箇所に掲載されていても、留学のための滞在許可を申請しなければならないことにご注意ください。

なお、申請許可が下りた後ノルウェーへの入国日は、留学が始まる日に近い期間で設定されます。

以下に、最も一般的な留学のための滞在許可について幾つか説明します。以下に挙げる以外の種類の留学のための滞在許可、またそれぞれの種類についての詳細は、UDIのホームページをご覧ください。

大学またはそれに類する機関への留学のための滞在許可

  • 正規の教育課程のための入学を許可されていなければなりません。
  • 十分な資金がなければなりません。通常の大学で学ぶ場合、Norwegian State Education Loan Fund(ノルウェー政府の教育ローン基金)から受け取れる最大額と同程度でなければなりません。フォルケホイスコーレ(folkehøyskole)の場合、金額はそれぞれ異なります。
  • 資金についてはノルウェーの受け入れ先教育機関、またはノルウェーの銀行の本人名義の預金証明書によって証明してもらう必要があります。日本またはその他の外国銀行の証明書は受け付けられません。申請者がノルウェーで銀行口座を開設するのは多くの場合不可能だと思われます。この場合にはノルウェーの受け入れ先教育機関に連絡して、その機関の預金口座(デポジットアカウント)に送金する方法を尋ねてください。受け入れ先の教育機関で資金を有している旨の保証書を発行してくれます。受け入れ先の教育機関が発行する入学証明書に、資金保有を保証する内容が既に記載されている場合は、別途証明書を提出する必要はありません。
  • 住居が確保されていなければなりません。多くの場合、受け入れ先教育機関からの入学許可書で保証されています。
  • 許可が下りた場合、パートタイムで週に最高20時間まで働くことができます。
  • 滞在許可が切れる時点でノルウェーを離れる意思がなければなりません。ただしノルウェー入国前に日本への帰国のためのチケットを購入しておく必要はありません。
  • 書類を提出する前にApplication Portalで申請登録をする必要があります。Application Portalでは"Studies"を選び、チェックリストは"students and highschool students"を使用してください。フォルケホイスコーレ(folkehøyskole)の場合、"folk high school or denominational college students"のチェックリストを使用してください。

自己資金で滞在する研究者のための滞在許可

  • 大学、研究所またはそれに類する機関で研究を行うための招待状がなければなりません。 
  • 滞在許可を受ける期間全体にわたって生活を維持できなければなりません(自己資金を所有していなければなりません)。この資金はNorwegian State Education Loan Fund(ノルウェー政府の教育ローン基金)から受け取れる最大額と同程度でなければなりません。銀行預金、ノルウェー国外の雇用主からの給与、研究助成金などで資金を証明することができます。 
  • 住居が確保されていなければなりません。たいていは大学や研究機関で住居確保の支援をしてくれます。
  • 書類を提出する前にApplication Portalで申請登録をする必要があります。Application Portalでは"Studies"を選び、チェックリストは"researcher with own funds"を使用してください。

家族移住のための滞在許可

滞在許可申請のために必要な書類が記載されたチェックリストはUDIのホームページにあります。ご自身に関係するものを確認してご用意ください。

申請許可が下りた後、ノルウェーへは6ヶ月以内に入国し、入国してから7日以内に現地の警察にて登録を済ませる必要があります。

家族移住に関する詳細についてはUDIのホームページをご参照ください。

ノルウェーに住んでいる身元引受人と暮らすための家族移住

  • ノルウェーに近親者が住んでいるか、近親者が家族移住の資格を得られる滞在許可を申請していなければなりません。 
  • 親がノルウェーに住んでいる18歳以上の申請者は通常、家族移住の資格は得られません。また、ノルウェーに住んでいる18歳以上の子供がいる申請者も通常は家族移住の資格を得られません。 
  • ノルウェーに住んでいる身元引受人となる人は、将来および過去の十分な所得を証明しなければなりません。詳しくは書類チェックリストをご覧ください。 
  • ノルウェーでの滞在が合法的なものである限り、かつノルウェーでの滞在がシェンゲン・ビザに基づくものでない限り、入国後にノルウェーの警察で家族移住を申請することができます。 
  • 書類を提出する前にApplication Portalで申請登録をする必要があります。Application Portalでは"family immigration"を選び、チェックリストは身元引受人との関係に応じて使用してください。

ノルウェーに住んでいる婚約者と暮らすための家族移住

  • 婚約者のための滞在許可は、ノルウェーに入国するためにビザを必要とする申請者のためのものです。日本人の場合はビザを免除されていますので、ノルウェーに入国して90日以内に結婚することが可能です。ノルウェーにいる間に正規の家族移住を申請することもでき、申請後、審査が終わるまで滞在を認められます。 
  • 大使館では、日本国籍の方およびビザ免除協定を結んでいる国籍の方についてはこの滞在許可を申請することをお勧めしておりません。その代替として、申請手続期間と手数料を省くため婚姻後ノルウェーに住んでいる身元引受人と暮らすための家族移住を申請されることをお勧めしております。
  • この滞在許可は最長 6か月有効であり、この期間内に結婚する必要があります。 
  • 正規の家族移住に関する要件を満たした上で、ノルウェーで結婚できることを証明する必要もあります。 
  • 結婚後、ノルウェーでの滞在を引き続き希望する場合、正規の家族移住を新たに申請する必要があります。ノルウェーにいる間に申請することができます。
  • 書類を提出する前にApplication Portalで申請登録をする必要があります。Application Portalでは"family immigration"を選び、チェックリストは"family immigration for those who are getting married"を使用してください。

ノルウェーに住んでいるEEA国籍者と暮らすための家族移住

  • ノルウェーに住んでいるEEA国籍者の家族の場合、一定の条件下では滞在許可を申請する必要はありません。 
  • EEA国籍者はノルウェーで滞在する権利を有していなければなりません。すなわち、被雇用者、自営業者、サービス提供者であること、あるいは十分な資金があること、またはノルウェー国内の学生でなければならないということです。 
  • ビザ免除のパスポート所持者はノルウェーに自由に旅行することができ、登録制度に基づいて現地の警察で登録することができます。ノルウェー入国のためのビザを必要とする国民は入国ビザを発行してもらうために大使館に連絡しなければなりませんが、シェンゲン・ビザを申請する必要はありません。 
  • 登録制度について詳しくはこちらをご覧ください。

権利と義務

滞在許可の種類によっては権利や義務が適用される場合があります。

ノルウェー国民保険制度への加入

ノルウェーに住む場合、原則として国民保険制度に加入することになります。

ノルウェーの居住者とみなされるためには、ノルウェーでの滞在が少なくとも12か月は続いているか、続く予定でなければなりません。加入に当たってはノルウェーでの滞在が合法的なものであることが必要です。12か月以上滞在するためにノルウェーにやって来た場合、ノルウェー入国日から加入することになります。

有効期間が1年未満の滞在許可の場合、すなわち短期留学または短期の就労、ワーキングホリデー、ノルウェーに住む婚約者との生活を理由とする滞在許可の場合には、国民保険制度には加入しません。ノルウェー滞在期間中は別途医療保険ないし旅行保険に加入する必要があります。

詳しくはNAVのホームページをご覧ください。

ノルウェー入出国

滞在許可が有効である間はノルウェーに出入りできますが、1年の大半はノルウェーに居住する必要があります。1年の大半においてノルウェーに居住していなければ、家族移住許可が取り消される可能性があります。

ノルウェー語学習

お持ちの滞在許可がそれを基にして後に永住許可を取得しうる性質のものである場合、ノルウェー語コースを無料で受講することができます。詳しくはお住まいの地域の役所またはNorwegian Directorate of Integration and Diversity (IMDI)にお尋ねください。

永住許可

お持ちの滞在許可がそれを基にして後に永住許可を取得しうる性質のものである場合、ノルウェーに3年間滞在した後に永住許可を申請することができます。滞在許可が永住許可の基盤となるかどうかは許可に関する決定書に記載されています。

その他

  • 労働または福利に関してお尋ねになりたいことがあればNorwegian Labour and Welfare Administration(NAV)(www.nav.no)にご連絡ください。
  • 言語学習コースなど、インテグレーションに関する権利についてお尋ねになりたいことがあればNorwegian Directorate of Integration and Diversity(IMDI – www.imdi.no)にご連絡ください。
  • 住所変更を届け出るとき、また個人識別番号や課税などに関してお尋ねになりたいことがありましたら、Norwegian Tax Administration(www.skatteetaten.no)にご連絡ください。
  • ご自身の滞在許可に関して状況が変わったときには入国管理局(UDI)までご連絡ください。

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